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■ロマネスク
中央ヨーロッパ及び北ヨーロッパに、十世紀から十二世紀にかけて生まれたこの文化の特色は、ビザンチンなど東方の影響を受けながら、西欧独自の個性が最初に発見された美術です。
ロマネスクの服装で特に注目したいのはフード付きのクロークです。 クロークはローマ時代は旅行用として、また奴隷の服として、あるいは聖職者の服として 用いられましたがこの時代では司祭の服としてだけでなく、牧人の服装、また巡礼の服としても着用されました。
このフード付きクロークは、次の時代の服装に重要な役割りを占めることになります。その他の男子帽には、フードやコイフ(coif)の組合わされたフェルト製の カロット(calotte)が多くみられます。
貴婦人のかぶりもので目立つものに、クラウンが 浅く角張った形のトークがあります。このトークは自のリネンや赤のシルクで作られており、これにはチン・バンド(chin-band)一名チン・クロス(chin-cloth)と名付けられる広い顎紐や、ウインプル(winple)という尼頑布風のものが組合わされていました。
チン・バンドとウインブルには白麻が多く用いられ、頭飾りや冠をささえたり、装飾として宝石を飾りつけたりすることもありました。

チン・バンド(chin-band)またはチン・クロス(chin-cloth)。
12〜13世紀の貴婦人が頭飾りや冠をささえたり装飾にしたり、広い顎紐。
多く白麻が用いられ、宝石をつけたりすることもあった。

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